行方不明者家族の苦しみとは、亡くなったであろうと言うことを受け入れようとしても、どこかで受け入れられないことです。さまよっている・・・・

2014.08.15.00:15

亡くなってしまった、死んでるであろうと言う状況証拠があって、
死亡認定を受け、震災後一年経って「型」として「死」を受け入れました。


その一年は、
「なんでいないの」
「なんで、なんで」
「もう、捜してくれないのでしょうか・・・」
と・・・
どんぞこ


一年経ってあきらめていたころ、防災無線が鳴っていないことを初めて知りました。
大津波警報が出て津波襲来まで1時間以上もあったのに、
市も消防等の避難勧告、指示もなかったと知りました。
いつもお母さんが避難勧告で退避している公民館。
その公民館ではもたない津波だと思った官の人が、津波襲来間際に中学校へ移動させて
途中巻き込まれて亡くなった多数の人たちのことも知りました。

逃げなかったかもの理由、逃げたけど誘導で巻き込まれたかもの理由。

なんで、逃げてくれなかったの!? と一年
思い続けていました。

これだけの犠牲者が出たことがなぜなんだろう、
検証して、次に起こるかもしれない震災で、犠牲者を一人でも少なくしてほしい、
そのために原因究明がいると思い、第三者委員会設立まで奮闘していきました。


でも、息子はいないんです。 

遺体や亡くなった目撃証言でもあれば、大いに泣いて泣いて泣き疲れて
亡くなったことを受け入れることができるでしょう。
それができないのが、行方不明者家族なんです。

下の絵は、
優しいあかりにつつまれて
の中の、妻の分の「いっしょに」の最後の絵になります。

絵本の内容は、
「お兄ちゃんがいたんだよ。でも、震災が起こって。二人とも大事な私たちの子」
と、妹・娘に本当のことを伝えています。


ただ、最後の挿絵にだけ、「想い、希望」を書いていただきました。

私たちが何年、何十年経ってこの世からいなくなって、あの世の浄土で出会うとき。
そのときは、両想いでしょう。

こちらの「この世」であうこと。。。。あいたい












仮に書かれた芳名をみて、かなしくなりました。


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